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臨床心理学にいる

心理学のあれこれ

感覚 003 感覚の属性

感覚の属性とは、感覚を要素に分解したものを指す。例えば、色は、色相、明度、彩度の3属性を持つとされる。構成主義心理学のヴントは、感覚は、質・強度という属性で構成されるとした。

とはいえ、物事は単純なものではなく、感覚の要素は単純な和とは見なされていない。

感覚 002 感覚のモダリティ

感覚は、視覚、聴覚、嗅覚、皮膚感覚、運動感覚、平衡感覚、内臓感覚というような「モダリティ」に分けることができる。ちなみに、アリストテレスは感覚を、聴覚、視覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚(広義の触覚で、さらに熱覚、温覚、冷覚、触覚、痛覚に細分化される)に分け、これらは古典的な五感といわれている。

  1. 適刺激:感覚系にとって適切な刺激のこと。たとえば眼球に圧力を加えると光を感知するが、これは眼にとって的確は刺激ではない。視覚系にとって的確は刺激は光であり、前者を不敵刺激、後者を適刺激という。不敵刺激であってもその感覚内容は適刺激のときと変わらない。

  2. 通様相性と共感覚:「光が強い。」、「匂いが強い。」というように、異なるモダリティ間に共通な感覚が認められることを通様相性という。また、「黄色い声。」という表現をするように、1つの感覚に他の感覚経験が伴うことを共感覚という。不思議と音に色感が伴うケースが多い。

感覚 001 感覚と刺激

感覚とは、刺激が受容器から感覚中枢に伝わるという、感覚系の興奮によってのみ規定される過程こという。感覚はより全体的な過程であり、感覚と知覚は便宜的に区別される。感覚は心理学の研究対象であると同時に、生理学の研究対象でもある。

ちなみに、知覚とは、生体が感覚器を通じて環境や体内の状態を知ることである。その際、生体が外界を物理学のように正確に把握することはできず、生体独特のクセといえるようなものが存在する。