臨床心理学にいる

心理学のあれこれ

感覚 002 感覚のモダリティ

感覚は、視覚、聴覚、嗅覚、皮膚感覚、運動感覚、平衡感覚、内臓感覚というような「モダリティ」に分けることができる。ちなみに、アリストテレスは感覚を、聴覚、視覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚(広義の触覚で、さらに熱覚、温覚、冷覚、触覚、痛覚に細分化される)に分け、これらは古典的な五感といわれている。

 

1. 適刺激
感覚系にとって適切な刺激のこと。たとえば眼球に圧力を加えると光を感知するが、これは眼にとって的確は刺激ではない。視覚系にとって的確は刺激は光であり、前者を不敵刺激、後者を適刺激という。不敵刺激であってもその感覚内容は適刺激のときと変わらない。

2. 通様相性と共感覚
「光が強い。」、「匂いが強い。」というように、異なるモダリティ間に共通な感覚が認められることを通様相性という。また、「黄色い声。」という表現をするように、1つの感覚に他の感覚経験が伴うことを共感覚という。不思議と音に色感が伴うケースが多い。