臨床心理学にいる

心理学のあれこれ

心理学史 022 逸話法

逸話法とは、ダーウィンの進化論に刺激されたロマネスが、動物行動を理解するために、人間の心の動きのアナロジー(類推=重ね合わせて理解すること)によって用いた方法である。ここでは動物の行動=人間の心の動きという構図が成立する。

ロマネスは動物心理学(比較心理学)の創始者としての業績も多いが、擬人的解釈にもとづく逸話法は、モーガンらによって解釈の恣意性を批判され、客観的、実験的方法による研究にとって代わられることになる。