臨床心理学にいる

心理学のあれこれ

心理学史 025 生気論と有機体論

生気論とは、生命現象を説明する哲学的理論であり、機械論と対立する。生命の発生、構造、機能は科学では説明できないとする立場で、物理学や化学ではとらえられない「生気」(ラテン語でvita)というものがあり、この生気を持つものだけが「生命」であるとされる。現代の動物心理学者は、このような生気論の立場を取らないが、かといって機械論の限界も悟り、生物は部分の集合体ではなく、各部分が有機的に結びついて不可分な全体を構築するとして、有機体全体の行動に注目する有機体論が支配的である。

「魂」のようなもの。