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心理学のあれこれ

心理学史 026 動物心理学

動物心理学とは、動物の行動や内面活動などを研究する心理学の一領域。ダーウィンに始まり、ロマネスなどによる擬人観や逸話法の時代を経て、モーガン、ラボック、ソーンダイク、ロエブらによって客観的方法による学問へと発展した。現在、動物心理学は動物を研究対象とする心理学の各分野のみならず、動物学、生態学、比較行動学、生理学、遺伝学などを含む動物行動の研究を広く指す。

なお、厳密に定義すると、動物心理学という場合は、人間を除いた動物の個々の種の研究に重点が置かれ、比較心理学という場合は、異なった動物の間で、系統発生的に行動の機制を比較することに重点が置かれる。また、広義には、比較心理学の中に、人間の幼児と成人の比較、未開人と文明人の比較などを含めることもある。