臨床心理学にいる

心理学のあれこれ

心理学史 033 シュテルンの差異心理学

差異心理学

差異心理学とは、心理学的な特徴について、異なった集団間や同一の集団内の個人間の差異および個人内における特性間の差異を研究する心理学である。19世紀末までの心理学は、人間の共通する法則の発見を目指しており、個人差を捨て去ろうとする傾向があったが、ビネーが反旗を翻し、心理学的特性の分類と基本的機能の決定を目指した。


シュテルン

シュテルンは、ビネーの考えを引き継ぎ、理論的・方法論的に体系化し、個性と個人差についての理論的かつ応用的な科学として、一般心理学と対比する差異心理学を提唱した。シュテルンは、ビネーと同様、一般心理学が個性を排除しようとしていることを指摘し、また、「知能指数(IQ)」を創案したことでも有名である。

ビネーあってのシュテルン。