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心理学のあれこれ

心理学史 050 ユングの分析心理学

ユング

1875〜1961年、分析心理学の創始者。スイスに生まれ、チューリッヒ大学で精神医学を納め、ブロイラーのスタッフになってその指導を受けた。その後、フランスのジャネのもとで学び、フロイトの著作に感銘を受けてウィーン精神分析協会に参加し、国際精神分析学会の創始にアドラーとともに貢献して初代会長となった。

とはいうものの、相容れない根本的な問題が露呈し、アドラーよりも4年短い、出会いから6年後の1913年に決別した。


ユングはフロイトのリビドーを性的エネルギーと強調する理論に対して、リビドーを広い意味での心的エネルギーと位置づけた。また、無意識については意識と相互に補完し合う関係であるとし、個人的無意識の背後に集合的無意識があるとした。ユングの神経症理論や心理療法は人類学や民俗学にまで広げられている