臨床心理学にいる

心理学のあれこれ

心理学史 060 プレグナンツの法則

プレグナンツ(=「簡潔さ」を意味する)とは、ものを見たときに最も良いまとまりをなすように体制化する傾向のことで、ゲシュタルト心理学における基本原理の1つ(他に仮現運動など)。プレグナンツの法則によれば、知覚された世界は個々の要素の特性からではなく、全体の形態特性からのみ理解されるという。この原理に従って物事がまとまって知覚される現象を「群化」という。

ゲシュタルト心理学は、ウェルトハイマーが第一人者だが、プレグナンツという言葉を最初に用いたのはケーラーだといわれている。ちなみに、良い形とは必ずしも規則的であったり、左右対称であったりはせず、不規則な図形であってもまとまりのある「良い形」となりうる。