臨床心理学にいる

心理学のあれこれ

心理学史 062 恒常仮定と恒常現象

恒常仮定とは、ある刺激に対して一つの感覚が対応するという固定的な関係を想定することである。構成主義のような要素主義心理学における基本的な前提であるが、ケーラーは事実に則さないと指摘し、恒常仮定の反証として、要素が変化しても全体としての知覚が恒常に保たれる知覚の恒常現象を重視した。

ゲシュタルト心理学者が、要素主義、連合主義的な発想(刺激と知覚とは一対一に対応するという考え)を「恒常仮定」と呼んで馬鹿にしたもので、単なる悪口。