臨床心理学にいる

心理学のあれこれ

心理学史 063 S−O−R図式

行動主義は、科学としての心理学を強調したが、あまりに極端な客観主義・環境主義は批判の的になったため、1930年代以降になると「新」行動主義にヴァージョン・アップすることになった。

トールマンやハルは、心理学の研究対象は行動であり、条件付けなどの客観的な研究方法が重要であるとしながらも、目的や動因などの内的要因の存在を認め、単純な刺激と反応(S−R)図式ではなく、刺激・生活体・反応(S−O−R)図式に基いて、学習理論を構築していった。

「O」を介在させることによって批判を免れようとした。